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「みんてつ」とは「みんてつ」についても調べてみてね!

「みんてつ」とは、「民営鉄道」のことで、民間の会社が運営している鉄道や軌道、またはその事業者をさす言葉です。
日本には、民間の会社が運営している民鉄(民営鉄道)や、かつては国が運営していたJR(現在は民間の会社)、国や地方公共団体と民間の会社が共同出資して設立した鉄道(第三セクター)などの鉄道があります。
その鉄道の中でも民鉄はもっとも利用者が多く、通学・通勤やお出かけの移動手段として欠かせない働きをしています。
もし電車がなかったら、毎日同じ時間に通学・通勤ができなかったり、道路が車で大渋滞を起こしたりとくらしや仕事に影響が出てしまいます。
民鉄では、みなさんの暮らしを安全・安心に支えていけるように日々努めています。

鉄道全体の中の民鉄の割合

民鉄の中でも大手民鉄16社(東武、西武、京成、京王、小田急、東急、京急、東京メトロ、相鉄、名鉄、近鉄、南海、京阪、阪急、阪神、西鉄)をふくむ、72の鉄道事業者が日本民営鉄道協会に加盟しています。
(2022年10月現在)

1年間の輸送人員の合計:約227億人
出典:国土交通省「鉄道統計年報」(平成28年度)より

  • 民鉄 約48.0%
  • JR 約38%
  • 公営 約14%
  • 民鉄 約48.0%
  • JR 約38%
  • 公営 約14%

「みんてつ」の歴史

日本で初めて鉄道が開通したのは、明治5年(1872年)。政府が新橋~横浜間で走らせたのが初めてでした。民鉄では、明治18年(1885年)に関西の阪堺鉄道(現在の南海電気鉄道)が開業したのが始まりで、2番目に開業したのは伊予鉄道(1888年)です。街やそこに住む人たちに熱い思いを持った人が民鉄を作っており、創業者について調べてみるとその場所の歴史もわかるかもしれません。
また、民鉄は、通勤・通学や観光地・温泉への足として、あるいは資材や農産物を運ぶ交通機関として、日本のいたるところで、町の発展とともに歩んできました。最盛期には、今よりたくさんの民鉄が活躍していましたが、利用者の減少とともに廃線になってしまった路線も多くあります。
今も走っている、そして昔は走っていた民鉄を見つけて、鉄道と地域の関わりや歴史を調べてみませんか?
きっと、人と町をつないできた民鉄が見えてくるはずです。

  • 阪急電鉄創業者 小林一三
    阪急電鉄創業者 小林一三
  • 現・南海電気鉄道 開業当時
    現・南海電気鉄道 開業当時

「みんてつ」の事業展開

民鉄が行っているのは、安全で確実に人やモノを運ぶ輸送サービスといった鉄道事業だけではありません。
バスやタクシーの他、マンションや宅地を開発したり、ショッピングセンターや遊園地を作ったり、旅行やホテルの案内をしたりと、鉄道沿線の街を魅力的にし、生活に密着したさまざまなサービスを展開しています。

<みんてつが展開する事業>

  • 【運 輸】 鉄道、軌道(路面電車)、ケーブルカー、モノレール、バス、タクシー
  • 【不動産】 オフィス、戸建、マンション、海外開発
  • 【流 通】 百貨店、ショッピングセンター、駅ナカビジネス
  • 【エンターテイメント】 遊園地、舞台、スポーツ、レジャー、リゾート
  • 【サービス】 旅行代理店、ホテル、教育
  • 【その他】 交通広告、情報通信、国際輸送  など
  • 特急「スペーシア X」
  • ケーブルカー「石清水八幡宮参道ケーブル」
  • バス「西鉄バス」
  • 海外開発
  • 商業施設「なんばスカイオ」
  • エキナカ「Time’s Place 難波」
  • 遊園地「ひらかたパーク」
  • スポーツ「甲子園」
  • ホテル「京王プラザホテル」
  • 教育「プログラボ」
  • 交通広告
  • 情報通信「イッツ・コミュニケーションズ」

「みんてつ」の取り組み

みなさんが日々過ごしている日本社会は、現在、少子高齢化や人口減少などさまざまな社会問題を抱えています。また、そのような社会問題はみんてつを取り巻く鉄道業界にも大きな影響を与えており、乗降人員や沿線住民の減少など、鉄道の運行を維持するのも難しい地域もあります。
そこでみんてつは、沿線に住む人々の暮らしを支えながら、沿線地域の方々と協力しつつ地域の課題解決に向けて様々な取り組みを行っています。
みなさんの周りにも意外なみんてつの取り組みがあるかもしれません。ぜひおうちの人と調べてみてください!

  • まちづくり「Cent X」
  • まちづくり「TauT阪急洛西口」
  • 沿線活性化「三崎マグロ切符」
  • 子育て「子育て応援ポリシー」
  • 子育て「子育て応援ポリシー」
  • 子育て「子育て応援ポリシー」
  • キャラクター「京成パンダ」
  • キャラクター「そうにゃん」
  • キャラクター「のるるん」
  • キャラクター「けいきゅん」