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鉄道の安全対策

(えき)車内(しゃない)非常(ひじょう)ボタンを()したらどうなるの?

ホームから線路へ人が転落した時など、危ないことが起きた時は、駅や列車内に設置されている非常停止ボタンを押しましょう!

  • ドアに人や物が挟まった時
  • ホームに人が転落した時
  • 具合が悪くなった時
  • 車内でトラブルが発生した時
    • 1

    • ボタンを押す

    なにか危ないことが起きた時は迷わずに非常ボタンを押しましょう!

    • 2

    • ブザーが鳴り駅員・乗務員に知らせが届く

    ホームや列車内だけでなく、駅務室や乗務員室にもブザーが鳴動し、非常ボタンが押されたことを把握します。電車の種類によっては、非常ボタンを押すと、乗務員と通話ができるものもあります。

    • 3

    • 列車を安全な場所に停車させる

    トンネル内・橋を避けて、速やかに安全な箇所に停車させます。駅で非常ボタンが押された場合は、周囲の列車をすべて停車させます。

    • 4

    • 非常ボタンを押された場所を確認し、運転司令に報告

    駅員や乗務員が現地に急行し、非常ボタンを押した方から、危ないことが起きている場所や状況を把握します。その内容はすぐに運転司令所にも報告します。

    • 5

    • 駅員・乗務員が対応

    駅間で起こった事は乗務員だけで対応することが多く、臨機応変な対応が求められます。

  • 6

  • 安全確認を行い、運転司令所と打ち合わせをして運転を再開します。

電車を運転再開させるためには、駅・乗務員・運転司令所で連絡を取り合い、安全に運行できるかよく確認することが大切です。

踏切(ふみきり)(あぶ)ないことが()こったら?

踏切内で渡りきれていない人がいるときや、車が動かなくなっている場合は、迷わず非常ボタンを押しましょう!
非常ボタンがない踏切では、まずは身の安全を確保し、保護者の方に走ってくる電車に危険を知らせてもらいしょう。車などに装備されている発煙筒を振るのも有効です。

もしも踏切で閉じ込められたら…遮断かんを車で押して脱出しましょう 踏切で車が動かなくなったら…すぐに非常ボタンか発煙筒で列車に危険を知らせましょう