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鉄道の仕事鉄道Q&A

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運転士になるためにはどうすればよいのですか?

鉄道会社に入社しても、すぐに運転士になれるわけではありません。運転士になるためには、駅員などの仕事を経験した上で、運転士になるために必要な学科や実技の教習を受けなければいけません。この教習を終えると、国家資格である「動力車操縦者運転免許」という運転免許がもらえ、運転士になることができます。

運転の練習をするための運転シミュレーター

ワンマン運転って何ですか?

ワンマン運転とは、乗務員が一人で電車を運行することです。運転士が一人で運転士と車掌の仕事を受け持つということになります。そのための仕組みとして、電車が動き出したら自動的に次の駅を知らせる放送が流れたり、駅に監視カメラを付けてホームの安全を確認したりするものがあります。また、運転士が運転ハンドルを離すと自動で電車が止まるようになっている電車もあります。

乗務員一人で電車を運行するワンマン車両

運転士が運転席後ろのカーテンを降ろしているのはどうしてですか?

トンネル内など、場所によっては客室内からの光がフロントガラスに反射して前方が見づらく運転に支障がでることがあるので、運転に集中するためにカーテンを降ろしてあります。

カーテンの降ろされた運転席

電車停車中に、電車から車掌がホームに降りて立つのを見たことがありますが、何をしているのですか?

例えば、普通列車が急行列車の通過待ちで駅に停車しているときに、電車が通過する側のホームにお客さまが転落するなど、電車の運行に支障が起きるようなことがないか、安全を守るために列車の通過監視を行うことがあります。他にも、車掌が交代するときにホームで立って待っている場合などがあります。

列車の通過時の安全を守る車掌

駅員の帽子に線が入っている人といない人がいるのはなぜですか?

線が入った帽子をかぶっているのは、駅長や助役といった「監督職」と呼ばれている人たちです。駅長や助役は、駅員の指導や管理をしたり、事故や問題が起きたときに駅員に指示をする駅の責任者になります。

いろいろな種類の駅員の帽子

忘れ物の管理はどうやっているのですか?

忘れ物を駅員が見つけたり、お客さまから届けていただくと、忘れ物の特徴や、いつ、どこで拾われたかといった情報を、駅員が「遺失物検索システム」に登録したり、「遺失物台帳」に記入しておきます。
そうして管理することで、別の駅でお客さまから忘れ物の問合せがある場合はすぐに確認ができ、どこで保管されているのかもすぐに分かるようになっているのです。

忘れ物を探す「遺失物検索システム」

駅員や運転士は何時から何時まで働いているのですか?

駅員や運転士には「日勤」と「泊まり勤務」があります。
「日勤」は、例えば「9時から18時まで」や「11時から20時まで」といった日中の勤務になります。
一方「泊まり勤務」は、「夜の9時から翌朝の9時まで」といった時間帯で働き、途中夜中に駅や電車区(乗務員が出勤する場所)などで仮眠をとるという勤務です。
働く人が誰もいないということがないように、駅員や運転士はその日の配置によって働く時間が異なります。

1日中勤務する駅係員

鉄道には駅員や乗務員、保線係員の他にどんな人がいるのですか?

鉄道には駅員や乗務員の他にもいろいろな係員がいます。
例えば、保線以外に電車を検査する検車係員、電車や駅に電気を流す変電所や電車線を点検する電力係員、信号や通信線を点検する信通係員(通信係員)などです。
また、駅長以外にも、乗務員が所属する電車区や検車係員、電力係員、信通係員が所属する「職場」にも、それぞれ係員を指導、管理する区長や助役がいます。
見えない所で多くの人が、電車を安全、正確、快適に運行できるように努力しているのです。

踏切の点検を行う通信係員

鉄道会社には工場があるそうですが、どんなことをしているのですか?

踏切や信号は動かせないのでその場で検査をしますが、車両は動かせるので、鉄道会社の持つ車両工場(車両基地)に車両を移動して検査をします。車両工場には電車が安全に走行できるようにいろいろな検査ができる設備がそろっていて、電車は決められた期間が過ぎたり、決められた距離を走り終えたときには検査を受けます。
また、車両工場では、検査や修理を行うだけでなく、お客さまに気持ちよく乗っていただくために、電車の清掃も行っています。

車両を丸ごと検査できる広さがある、鉄道会社の工場

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